リカールQ&A
リカールは、従来のパーマ液を使わずにトリートメント効果でカールを作る技術のことです。主成分は、タンパク質、アミノ酸、ヒアルロン酸といった髪と同じ成分でできているトリートメント成分。カールを作りながら、髪のダメージ部分も補修します。そのため、しっかりとしたカールを作りながら、ツヤ感のある美しいパーマスタイルに仕上げることが可能です。リカールならダメージを与えず、一人ひとりに似合った健康的な髪を蘇らせながら、美しいパーマヘアが体感できます。
リカールは、エンジェルVという専用のマシンで加湿しますが、従来のホット系パーマと違うのは、その温度設定です。通常のデジタルパーマは80〜90℃で、使用する薬剤には髪をいためてしまうアルカリ剤が配合されています。しかしリカールは、アルカリ剤を配合せず、温度は髪を傷めない45〜60℃の低温設定。これで、しっかり感と同時に美しいツヤ感を実現します。また、2液を使用せずワインディングも簡単なので、短時間で快適に希望通りのパーマスタイルに仕上がります。
カールの持ちは、髪質によって個人差はありますが、リカールなら約45日〜60日はしっかり持続します。それは、従来のパーマとは違う強い結合が、毛髪内部で行なわれているからです。また、カラーをした髪にかけても、退色が少ないのが特長です。リカールは、化粧品登録のカーリング剤で、従来のコールドパーマとは違う薬剤を使用しています。従って、同じ日にカラーと同時施術をすることも可能です。トリートメント効果でダメージが少なく、ツヤのあるカラーとパーマが同時に楽しめます。これはストレートパーマ「リカールSF」も同じです。
リカールは、ウェット状ではゆるやかなウェーブで、ドライの時にはリッジの効いたしっかりカールが自然に蘇ります。従って、ブラシ等でセットをしなくても、ハンドドライだけでナチュラルなカールが簡単に再現します。カール感を出したいときは、指でツイストをしながらドライヤーをあてるだけでOK。スタイリングがしにくいパーマではなく、再現性の高いパーマがリカールの特長です。